すごく引き込まれてしまった。
柳楽優弥やべぇ。
ナイト・クローラーのジェイク・ギレンホールぐらいヤバイ奴になってた。
他の出演者も最高だった。
菅田将暉は相変わらず、暑苦しかったが、ヤバくなっていく感じが、18歳っぽくてよかった。だけれども隣の柳楽優弥が凄すぎて霞む。
村上虹郎もよかったわぁ。
暴力がテーマなんだろうけど、明確にメッセージが分かる感じでもなく、ただただ、なんかヤバイ映画だって思える。
自分はエンタメになってて、しかっりお話として成立して、綺麗にオチに至る映画が好きなんだけれども、たまに胸がざわつくこういう映画が心に残ったりする。
それはストーリーとか関係なく、引き込まれる映画なんだよね。もう起承転結とかないもん。
起、起、展、起。みたいな映画だった。
メッセージとか感じ取らなくてよくて、映画の意味とか考えなくてよくて、ただこの映画ヤバイって思わせたら勝ちみたいな。見事に負かされた。そんな映画だった。ロッカーが音楽ってこうだろ？っていう感じで、映画ってこうだろ？
この胸のざわつきを楽しむもんだろ？
って言われた気分。
