ヒカル

ディストラクション・ベイビーズのヒカルのレビュー・感想・評価

4.3
全身是暴力な柳楽優弥演じる泰良の、殴って殴って殴りまくる暴力行脚は、段々と神々しさを纏っていく。
これはレオス・カラックスの『メルド』や、ニコラス・ウィンディング・レフンの『ブロンソン』にも通じると思う。
小松菜奈の自由への滑走に、笑みを浮かべる泰良は、その目に死の瞬間を焼き付けんとする。その面には惚れてしまうね。
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