2015年の東京国際映画祭にて鑑賞。
第二次世界大戦の終戦後、デンマークの海岸に埋められた地雷をドイツ兵の少年達が撤去をさせられる。ドイツ兵だからといい戦争を知らない少年達が差別され余儀なく地雷を撤去されられる姿はとても胸を締め付けられた。「地雷を誰に撤去させるのか？」って責任を押し付ける人間の醜さ、戦争が残した地雷のせいで今でも1万人もの被害者が出ているという事実をシンプルかつリアルに描いた見事なスリラーでした！ラストまで観客も気をぬく事ができないほどの緊迫感に圧倒。
サンフリト監督が「どんな国でも自国を良い国に見せたがるものだが、デンマークは世界で一番幸せな国のように見せる映画も多い中、私たちにも暗い側面があるということを描いた」と仰っておられた様に、史実に基づいている点が本当に素晴らしい。もはやドキュメンタリー。
今年公開なので、
是非劇場にてご覧下さい！！
