ヒトラーの忘れもののYamakeiのレビュー・感想・評価

1945年、ナチス・ドイツによる占領が終わったデンマークにおいて、捕虜となった若いドイツ兵たちが、ナチス・ドイツ軍が埋め残した地雷を強制的に撤去させられるというストーリー。ナチスに対する憎しみを捕虜にぶつける軍曹が、「家に帰れる」と信じて必死に作業を続ける若年兵達の姿を見て、徐々に考え方が変わっていくのが感動的でした。
この映画を通じて、戦争が生む悲惨な結末、今の当たり前の生活がいかに恵まれているものなのかを再確認させてくれる作品でした。