菩薩

セザンヌの菩薩のレビュー・感想・評価

セザンヌ(1990年製作の映画)
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画家が目の前の光景(風景、事象、色彩、光彩)を脳内で各々変換し、絵筆を介し布地無いし紙などに描き付ける物が絵画であり、作家が目の前の光景にカメラを向け、レンズを介しフィルムに焼き付ける物が映像なのだとしたら、では映像×絵画=映画となり得るのか、みたいな話の様な気がしたけど、たぶんそんな事は無く、そもそも観てる間ずっとオットー・ネーベルの色彩について考えていた浮気性の俺には、もはや何を言う資格も無いと思う…。ルノワール『ボヴァリー夫人』の引用は、映画におけるデッサンの提示…?な訳もないだろう…。
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