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アンドレイ・アルセニエヴィッチの一日のmuscleのレビュー・感想・評価

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かなりよかった。深作みたいに鬼監督かと思いきや現場でユーモア飛ばし笑い合ってチョコマカと動き回るタルコフスキー(そこも深作と似てる)。ウィキペディアとかにはタルコフスキーがソ連に怯えきって無駄に亡命したみたいな書き方されているけれど、むしろよくこの環境で生きてこれたなって感慨になる。
オペラグラスを盗むクリス・マルケル。草が動くことの理由がなくなっていく、映画軽くなることを指摘する。ハスミンも武満徹とその晩年のタルコフスキー映画の軽さを同じ仕方で絶賛していた。
ラストのクリスマルケル自作ノイズで破壊されるギリシア正教会。
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