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第七の予言の一人旅のレビュー・感想・評価

第七の予言(1988年製作の映画)
3.0
カール・シュルツ監督作。

新約聖書のヨハネの黙示録を題材としたオカルトホラーで、デミ・ムーアが世界の終末に直面するヒロインを熱演しています。

ヨハネの黙示録の7つの予言をテーマにした宗教(オカルト)物で、世界各地で異常気象等の異変が続発する中、世界の崩壊を察知した臨月のヒロインがそれを阻止すべく奮闘する様子を描いています。

中米での魚の大量死、中東の砂漠の凍結、都市部を襲う降雹…と黙示録の予言を具現化したディザスター光景が見所で、異常現象と世界の終末の関係性を巡るミステリー仕立ての作劇も特色となっています(謎解き担当はヒロイン)。

主演のデミ・ムーアが臨月ヌードを見せるほどの熱演を披露していますし、ヒロインの自宅を間借りする謎めいた男を演じたドイツ人俳優:ユルゲン・プロホノフも異彩の存在感を放っています。
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