りょーこ

第七の予言のりょーこのレビュー・感想・評価

第七の予言(1988年製作の映画)
2.5
封印じゃない方の七。
ベルイマンのは面白かった☆

こちらは、デミ・ムーア主演、1988年のオカルト・スリラーです。



ハイチで魚が大量死。
イスラエルでは砂漠が凍りつく。
カリフォルニアには大粒の雹が降り注いだ。

ジオストームじゃないか!
ジェリー、助けてww
という異常気象は、聖書によると世紀末へ向かっているらしい。

一方、2週間後に出産を控えたアビー(デミ・ムーア)は、流産経験もあり、ちょっとナーバス気味。
そこへある男がやって来て、君の赤ん坊が世界の終わりのカギだとかほのめかす。

アビーは赤ん坊を守りたい一心で、色々と調べ始めるが……



うーん……微妙(´Д`)
脚本が下手なのか、七つの封印の描き方がチラリズムで、いまいち印象に残らないんですよねぇ~

両親を殺した少年の話とか、凄く面白そうなのに!
勿体無い。。。

大体アビーは宗教に無関心、という設定にするからいかん。
敬虔なクリスチャンとかなら、もう少しサクサク進んだろうに。

だから、異常気象や男の意味深台詞にも、全く反応出来ない(笑)
まぁそれはこちらも同じなのですが、ならせめて、誰か1人クリスチャンを近くに置いて欲しかったなぁ~

結果、突然異常気象だし、天使ぽいし、人死ぬし、けどなんかサクリファイスで希望が!

という、よくある聖書適当引用作品になっちゃってましたw
いや、私がキリスト教知識不足なので、分かる人が観れば、色々と伏線もあったのかも?

だとしても、つまらん。
なのに、ちょっとラストは泣いちゃったww
いやあれは、泣かせるように作られてたもん!

さてさて…
不思議な男役は、『ビバリーヒルズ・コップ2』の悪役デント!
どこか人間離れした雰囲気と、落ち着いた語り口が素敵でした。

デミ・ムーアは久々に観たなぁ~
妊婦ヌードしてました(笑)
ここら辺からおかしくなったのか…?!

そんなわけで、CGでない異常気象くらいしか見所のない残念作でございましたー
りょーこ

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