はじめの一歩テレビスペシャル。1時間半と映画化サイズの尺で見応えある。
序盤から構成が上手いなと思ったのが、15分くらいかけて主要キャラクターの説明が上手く纏められている点だ。
日本チャンピオンになった仙堂戦。鷹村・木村・青木との関係性、久美ちゃんとの縮まらない関係、宮田との因縁、一歩がボクシングを始めた理由などがエピソードにそって自然に説明される。
そして会長と因縁ある浜団吉が、次の一歩の対戦相手の真田のトレーナーに付くという展開。チャンピオンとしての初防衛戦に医者志望のインテリが頭脳戦を仕掛けてくる。
飛燕と燕返しという技で一歩を圧倒する真田だが、会長との絆で一歩が逆転勝利。
この頃のはじめの一歩はホントに面白かった…。
しかしインターバルで説明出来なかった会長が「かつて戦った小橋建太のスタイルを思い出せ」って回りくどいアドバイスするの、やっぱり変だよなぁ。
「アッパーにはクロスアームブロック」と説明すりゃあ良いだけの話じゃねぇか（笑）
原作でもおかしいと思ったのが、アニメになるとあからさまに変に感じる。
もう読まなくなって久しいが、一歩も未だに連載が続いてるようだ。今後の再再アニメ化はあり得るのだろうか？
