あー

妖艶毒婦伝 人斬りお勝のあーのレビュー・感想・評価

妖艶毒婦伝 人斬りお勝(1969年製作の映画)
3.5
中川信夫監督のおセンス!!

剣道場の娘が、父と弟を殺されて
復讐を果たすよくあるお話ではあるが!!

中川信夫監督のおセンス!!

大事だからもっかい言う。

オープニングロールから、
年貢米の隠し米で生首ごろん。デスヨ。

娘は捨て子で父と弟と血は繋がって
いないけれど、その剣の腕は確か。
姉と比べられ、父に厳しく当たられる弟は
剣の道よりも愛しきおなごと新しい暮らし
を目指しますが、お勝が欲しいお代官の
謀に巻き込まれ、父も息子も帰らぬ人に。

お父さん役が西村晃さん!!
剣に厳しい父親役ピッタリ!!

宮園純子さん初めまして!ですが、
凛とした美しさが斬って、斬って、
斬りまくるッッッ!!!!

帯くるくる〜もござるヨ!!

そして、そして。
きましたーッッッ!!
賞金稼ぎの若山富三郎!!いよッッッ!
拳銃使いだけど、わずか数十秒の殺陣は
痺れる格好良さッッッ!!

廓屋の引きの画角とか、思わず拍手。
ちょっと遠目だからお目目こらしたが。

信夫のこだわりも詰まった復讐劇であった。

てぃなみにシリーズの第二弾だったようだ。
信夫はコレと次の最終作第三弾を監督。
第三弾はユー様なかった〜。
あー

あー