寺院の前で小銭を拾う安南の子供たちの作品情報・感想・評価

寺院の前で小銭を拾う安南の子供たち1902年製作の映画)

Enfants annamites ramassant des sapèques devant la Pagode des Dames

製作国:

上映時間:1分

3.4

『寺院の前で小銭を拾う安南の子供たち』に投稿された感想・評価

リュミエールの作品。
アフリカ系と思われる子供たちに、ヨーロッパ系と思われる女性たちが、まるで動物にエサをやるようにお金を撒く映像。
映像の世紀かなんかで見たことあるな〜と。
当時の人種や身分による…

>>続きを読む
Yuhi

Yuhiの感想・評価

-

コロニアルな観点でかなりの強度がある。白と黒の意図せざる記号的意味と上から下への権力構造。そしてこれを撮る暴力的なキャメラ。
縦を見事に押さえながら、放り投げられる銭とその下に蠢く貧民という運動を捉…

>>続きを読む
薪

薪の感想・評価

3.8
手前でうごめぐ子供達と開かれた扉の黒い空間。その二者を捉える構図は画面外を意識させる点を含めて工場の出口と大差が無い
Tommy

Tommyの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

どういう意味合いで撮ったんだろうな。

今見ると、格差を批判するような映画に見えるけれども...
立つ者と屈む者、与える者と貰う者、投げる者と拾う者。とりあえずあいつらだけは許さない。

白いドレスを着た女性。かたや襤褸を身にまとい日焼けした黒い肌が露出する子供達。

白と黒。上と下。
この場に悪意は存在しないし、楽しげに映してはいるがそれが逆に残酷な現実を強調している。

『リュミ…

>>続きを読む
【2023-195本目】



その拾ったもんは、ホンマに持って帰っていくわけあらへんやんね?
南

南の感想・評価

-

動物にエサを撒くように笑顔でカネを放り投げる宗主国の貴婦人。

そして必死でカネを拾い集める植民地の人々。

強烈すぎる映像だ。

どういう意図のもと記録されたのやら。

以前どこぞの成金経営者が「…

>>続きを読む
Nao

Naoの感想・評価

3.0
仏領ベトナムでの貴婦人の一場面を描く。縦の構図と群衆の横移動。当時は良い行いとされてたらしいが、鯉に餌をあげてるようで格差の批判として描かれているように思える。
しを

しをの感想・評価

-
案外みんなカメラに気が付いてないのかと思いきや気にしている子どももちらほらいる。群がる感じはほぼほぼ自然性、言い方悪いけど動物だしな…
>|

あなたにおすすめの記事