加登魁修カドカイシュウ

ATARI GAME OVER アタリ ゲームオーバーの加登魁修カドカイシュウのレビュー・感想・評価

5.0
おもろかった!!!!!

良いドキュメンタリーでした

内容はゲーム界のパイオニア的存在アタリという会社がイケイケでやってたんだけど、ある日急に倒産することになる・・・何故?

アタリが発売したE.T.のゲーム。それが史上最低のクソゲーだったから!!!

たった一本のソフトのせいで倒産することになってしまい。アタリは大量のE.T.を抱え、在庫処理に大苦労。最終的に「埋めちゃえ!」ってことで埋めたらしい・・・

最後に『らしい』が付くのがキモで、確かにE.T.はクソゲーで、それによってアタリの風向きが悪くなったのも事実だけど「埋めちゃえ!」ってなるかね?と。
もし本当に埋められてるんなら、今でもアメリカの何処かにE.T.は埋まってるはずだよね?じゃーまた掘り返しちゃえ!!という心踊る宝探しムービー

日本で例えるんなら『徳川埋蔵金を掘り当てろ!!』といったところで。埋められたアタリのE.T.は、限りなく都市伝説に近い話らしい


映画の構成は、物理的に掘り返しながら、関係者の証言を基に歴史も掘り返されていく。この二軸がめちゃくちゃシームレスに繋がっていて気持ちいい!!

主にオタクの男どもが鼻息荒くフンスフンスしながら、都市伝説を検証するぞ!!という藤岡弘、探検隊的な、言い放ってしまえばクソバカ映画なんだけど、不覚にも泣かされました