マツモトタクシー

ATARI GAME OVER アタリ ゲームオーバーのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

3.5
かつてビデオゲーム創成期にATARIというメーカーがありました🖥️
当時の関係者にインタビューして繁栄から衰退への過程を追いかけていくドキュメンタリー

それに付属してアメリカで発売された「E.T.」ソフトがクソゲー過ぎてかなりの売れ残りを出しニュー・メキシコのゴミ処理施設の地中深くに埋められたとの都市伝説が生まれそれを掘り起こす様子も合わせて検証する作品
監督は後に「レディー・プレイヤー1」の脚本を書きます




自身が子供の頃はゲーム・センターでゲームをしていました
後に子供は保護者同伴でないと立入禁止となりましたがその頃は決まりもなくバッティングセンターに併設されていた所によく出入りしていました

本体を買うと家でゲームがタダで出来る
そんな夢の様な機械もとても子供が買えるものでもなくゲーム専門店もまだ無いので百貨店の店頭で観るだけで親にねだっても無理だろうなという金額
後に劣化版のようなタイプが次々発表され親戚も買ったのでよくプレイさせてもらいました
今のようにカセットを取り替えるタイプでは無いので内蔵されているゲームしかできません
縦の棒で丸い玉を打ち合うテニスやブロック崩ししか出来ないハードが多かったです

その頃、百貨店で見かけるATARIの本体やソフトは光輝いて見えました
でも同級生でも持っている子がいなくプレイしたことは無かったです

その後、中学生の頃にファミコンが発売され爆発的人気になり2番手にはPCエンジンやセガが任天堂を追いかけているような感じでした
高校生位でプレステ発売
ATARIは日本では忘れ去られていきます

後に任天堂からゲームボーイが出た時ATARIが対抗してリンクスなるハードを投入
めちゃくちゃカッコよかったけど高いのとソフトの少なさであきらめました
これも買った人に会ったことがなく今だにプレイ出来ていません

セガのMEGA DRIVEもそうでしたが性能がいいマシーンが必ず市場を制するという訳ではなくそこが難しところです


社名のアタリは囲碁の言葉からとられておりあたりをつけるなんて言葉もここからが語源だと思います

ドイツのバンド
アタリ・ティーンネイジ・ライオットもATARIからバンド名を拝借しています