寝るのだいじ

レディ・プレイヤー1の寝るのだいじのネタバレレビュー・内容・結末

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

現実世界が嫌でゲームの電脳世界を作ったら、電脳世界が最優先の世界線になっちゃった話。

公開時はまだVRが一般に普及していない頃だったと記憶しているので、普及した現在は作中の通りになりつつあり、未来予想していたようでびっくりした。(特にアバターを作ってオープンワールドのオンラインゲームで廃人が続出している問題とか)
現にスマホ依存は悪化しているので、そのうち作中みたいに現実と電脳世界がリンクしていくのも時間はかからなさそうだなと不安になった笑

冴えないゲームオタクが、ニッチなオタク知識を使ってどんどん攻略していくのが、オタク的には楽しかった。
有名な洋画やゲーム、日本のアニメがどんどん出てくるので、予め観ておくとより楽しめる。

オタクじゃなくてもアクションシーンと展開がテンポ良くて楽しめるのもすごい。よくあるのは元ネタ知らないと置いてけぼりにされるような作品だけど、これは誰でも楽しめる。


解説サイトを見るとまだまだ足りないが、鑑賞時に私が気づいた元ネタ↓
・日本
ゴジラ、初代ガンダム、波動拳(ストリートファイター)
・洋画
キングコング、ハーレクィーン、スーパーマン、チャッキー、シャイニング、デロリアン(バックトゥーザフューチャー)、I’ll be back.(ターミネーター)

日本の作品をたくさん取り入れてくれて、監督や脚本家の日本愛も感じられて嬉しかった。日本は良い作品やものをたくさん生み出せるのだから、先進国最下位で実質先進国ではない現状から早く抜け出してほしい。ものづくり大国だよ、がんばれ。