eop421

レディ・プレイヤー1のeop421のレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.5
知り合いから勧められ鑑賞。あらすじ読むと若者には楽しめるかもしれないがどうなんだろう?と思いましたがそんなことはありません。中年でも楽しめました。むしろ中年のほうが刺さるのではないでしょうか。冒頭のヴァン・ヘイレンの『Jamp』には正直ベタ過ぎで不安になりましたが映画が進むにつれ納得。そんな時代の楽曲やらが2040年代の世界で流れるのです。荒廃した未来で、良かった時代を懐かしむ人々の心情を表す装置のよう役割でしょうか。それとキューブリックの『シャイニング』が好きな人間からすると作中のシーンが上手い具合に使われていて楽しいったらないです。スピルバーグのキューブリックに対するリスペクトでしょうか。主人公ウェイド君の仲間、トシロー君も明らかに三船敏郎とわかるアヴァターだったりで彼へのリスペクトも感じました。スピルバーグが好きな物、人やら色々詰め込んだのかしら。もちろん話しも面白いのですが、使われている曲やらなんやらわかるともっと楽しめると思います。
eop421

eop421