オタクに生まれて良かったー！！！
資本主義に汚されて「好き」という気持ちを忘れたクソ野郎に俺たちオタクが負けるわけねえだろ！！！ なぜなら俺たちはアニメやゲームや映画が大好きなオタクだからだ！！！ 「好き」が強さに変わるオアシスとかいう場所、最高すぎる……
そして何より世界中のポップカルチャー大集合な戦場の中で大役を果たすガンダムに絶頂してしまった。俺の大好きなガンダムが！ 俺がずっと大切にしてきたガンダムが！ 世界中のオタクの「好き」を守るための戦いで大活躍している！ あの二分間を「俺はガンダムで行く」と決めたダイトウくんは俺であり、俺たちだった……ま、俺ならドムで行くけどな！！！
あのラストに賛否があるのもわかるけど、僕は「空想の中で手に入れたものは必ずリアルに持ち帰れる」というメッセージだと感じた。そう考えると俺たちのオタク文化への愛が現実に通用すると描いてくれたこの映画は、やっぱり赦しと激励に満ちている。最高のオタク映画だった。
