このレビューはネタバレを含みます
これは、とにかく色んな映画やアニメのオマージュだったりキャラそのままが出てきたりという、ポップカルチャーのいいとも最終回という感じだよね。お祭り映画として素晴らしかった。
ガンダム対メカゴジラとか、スピルバーグの愛が感じられたよね。
ストーリーとしては王道。試練を乗り越え仲間を増やしながらイースターエッグを目指すという構成。まあこの辺もよくまとまってるけど、尺の割に薄いといえば薄いかなあ。敵役の会社とかも、設定が面白い。この辺は原作が優秀ということなのかな?未読でよくわからないけど。
とはいえ気になる点も結構あって、ポップ愛もそうだけど、ハリデー愛が相当ないとクリアできないっていうのはどうなんだろう、とか。特に最初の試練。ちょっと本質とずれる気はする。
あとラスト、週休2日とかで終わっていたと思うけど、これも彼女ができたパーシバルだからそんなことしているけど、ブーイングもありそう。
いいとも最終回なのだから、当然満足感はありつつ、意外性とかには欠けてしまったかな。ヒロインの実物も、もう少しブスじゃないとちょっとなあ。やっぱり、似た系統のストーリーでは、ルサンチマンには勝てないね。