生放送中に銃を持った男性が突然現れ、テレビのカメラの前で司会者とやり取りをするが...。
真実は何処にあるのか。果たしてその目的とは...って感じですね！緊迫する緊張感の演出はつい見入っちゃいます。どこか隙間を許さないような、常に会話が飛び交う中で行動は真実へと向かう。
本当の真実を知ったときには衝撃が走る。「そうだったのかー」と。そして終盤は、命がどれほど重いのか改めて感情が揺らいだ瞬間だった。
心に唱えてよう。犯人の行動、影響力がある司会者の行動。善悪を暴くための行動とは。なにが正義で悪なのか。正しいこととは間違ったこととは。非常に考えさせられます！
周囲は表面上の情報だけで感情的に流されてしまっていること。ここが恐ろしい所でもありますね。終盤では真実が沈黙を起こす。現代社会でSNSの時代だからこそ響くものがある。そして、その場だけで流されるのは気をつけたい。
『羊たちの沈黙』で主演のジョディ・フォスターが監督。アカデミー賞『グッドナイト＆グッドラック』監督賞、脚本賞をノミネート。他、『スーパー・チューズデー 正義を売った日』のジョージ・クルーニーが製作、主演。他、アカデミー主演女優賞した『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツ、『300 スリーハンドレッド 帝国の進撃』のジャック・オコンネル、『ベルファスト』のカトリーナ・バルフ共演。ジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニー他、緊張感と緊迫する演技が最高！
内容自体は少し地味かもしれませんが、社会派ストーリーというのもありリアルで面白いし、色々と考えさせられるものがあった。賛否ありそうな作品ですが、個人的にストーリー性が非常に気に入ったのと、演出が好きだったので好評な作品です。ぜひ、一度は観たいかなという作品でした。
