ザ・ギフトのほたてのネタバレレビュー・内容・結末

初めはゴードンに恐怖を感じるけど、徐々にサイモンに狂気を見る映画だった。いじめっ子といじめられっ子の関係だと分かったら、途端にサイモンがクソ野郎に見える。言動も自己中心的でムカつく。不法侵入とかゴードンしたこともやばいけど、ロビンの人の良さもあってただの可哀想な人に見えてくる。ゴードンが言ってた「お前は過去を忘れても、過去はお前を忘れない」ってのはいじめとか全部言えることやなと。
最後はなんとも言えない終わり方やったけど、いろんな解釈ができる。真実であってもそうでなくても、サイモンにとっては地獄。それがゴードンなりの復讐になった。殺人とか、あえてやりすぎてないからこそ、後味の悪さを演出してる気がする。