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セトウツミのhasseのレビュー・感想・評価

セトウツミ(2016年製作の映画)
3.6
演出4
演技4
脚本3
撮影4
音楽3
技術4
好み4
インスピレーション3

中条あやみを求めて第三弾。中条あやみの出番は多くないが唯一無二の可愛さで存在感を放っている。早歩きの内海においていかれまいと小走りでトコトコついてくる姿が可愛い。

性格が正反対の男子高校生・瀬戸と内海の放課後のとりとめもない会話劇。映画のスクリーンサイズでやるには小規模すぎるのと、物語の帰結としての二人の関係性の客観化(中条あやみ目線)の意味付けが弱いのはあるが、会話劇自体は面白く見れる。二人だけの空気感を描くのがうまい。

しかし、この会話劇の面白さには関西弁が一役買っている。ボケとツッコミの会話が自然に成立する。標準語だったらあんまり面白くなかったというか、クサかったかもしれない。
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