「俺には良心が無いと人は言う。」

腕利きの孤高の殺し屋ブラッドリー。
彼はある事件後に組織を離れて1人地下に潜っていました。
ですが、ある女性と知り合ったことから、巨大な売春組織に立ち向かうことになります。

大ヒット作品であるエクスペンダブルズという名前を使って、俳優陣もそれなりに集めた映画ですが、内容は有りがちで俳優のカッコつけ映画だけに留まってしまっています。

ストーリーが有りがちです。
弱い立場の女性を喰いものにする悪い巨大組織に立ち向かう孤高の殺し屋ってところでしょうか。

ひと昔前の有名俳優が出ているので、ファンには良いのかもしれません。
ただ、俳優を集めただけで映画を作れば成功するわけではないと思いますが。

ゲイリー・ダニエルズはもう50才を越しているというのに、アクション映画の主役を渋く演じています。
年が上になっても、第一線で活躍する俳優さんは良いですね。

「ただ確かなのは、殺しを必要とする人間がいるってことだ。」

「なぜそこでカット割るんだ！！」
アクションといいなんといい、残念な撮影が多かったです。
パンチ・キックと肉弾格闘、魅せるアクションを映そうとしてるのは伝わりました。
しかし、如何せん無駄も多くキレが悪い。
特に納得いかないのは蹴り！回し蹴り！
ヴァンダムのような、回し蹴りの名手の皆々様と比較すると(´-ω-`)
撮影が下手で回し蹴りもダサく見えるのは悲しいですね……。

カット割のタイミングも、無駄ショットも目立ちます……。
組織側の男女の会話、ダラダラし過ぎてました。
スピード感もイマイチ。そこで止める？というタイミングでアクションが終わったり、無駄な会話も多いかも……。

こうしてみると、ジャッキーやシュワちゃんのアクションはとても魅せられるものだと再確認できました。

• #午後ロード
• #発掘不良品

アラパイアヤ監督。情報ないし名前覚えにくい今作品のみの監督さん。
地上波フジ系、深夜劇場録画。
女性を誤射したことから殺し屋稼業を引退したブラッドリーは組織に騙されている少女アンナと出会い組織に闘いを挑む。
ブラッドリーに元キックボクサーのゲイリーダニエルズ、アクション映画の脇役が多い役者さんビジュアルからしても主演はイマイチかな。
いきなり護衛３人を撃ち殺すがさばきにキレなし演技も台詞もダメでした。
売春組織の女元締めがあっさり殺されるものなんか変な展開。
「お互いプロだから一対一で闘おう」、一対一じゃないのミエミエ、最後は格闘たっぷり見せられるけど、盛り上がらない。
残念だけどいいとこなかった。
続きがありますよとラスト、続きが楽しみとはお世辞にも言えません。
明らかにタイトル負けだ、撃沈。