解りやすい勧善懲悪ストーリーに
主役クラス俳優陣の勢揃いと
「イコライザー」以降
安定感のあるアントワーン・フークワ監督作
金に物を言わせた買収と暴力により
やりたい放題の権力者に立ち向かう7人の男達
それも黒人・白人・インディアン・アジア人等々の異人種を揃え
それぞれ得意とする武器も違い
キャラ設定も面白い
まるでどこかの大統領に立ち向かう難民達のよう(笑)
ただ順番に仲間が集まるのだけど
漫画のワンピース的までとは言わないが
各人の境遇や共に命を懸けて戦う理由がしっかり描かれていれば更に良かったかも
でも終盤の戦いは
多くの馬が疾走する迫力と
各者それぞれのガンアクション等の見せ方
攻守の入れ代わりと
もう駄目かと思える展開での
身を呈しての逆転劇は流石の高揚感であった
やはり本当のヒーローというのは
マッドマックス同様にさらっとその場を去るもので
その美学は定番なのだと再認識された