Kin

アルタード・ステーツ/未知への挑戦のKinのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

鬼才監督が放つ斬新なSF映画と宣伝された公開時に観たかったけど評判悪くて観に行かなかった。今回初観賞で単純に面白かった。笑えたし…

私は幼い頃から水とイルカが大好きで、それに少しだけ関わる仕事してるので仕事と自分の興味から、この映画の肝となるアイソレーションタンクの開発者でもある脳科学者のジョン・C・リリー博士の邦訳本を90年代によく読んだ。で、読めば読むほど危ない方向に向かうので、途中でこの博士の書物から足を洗いました🤣。この博士は映画『イルカの日』のモデルでもあります。この博士はアイソレーションタンクの中で人類を進化に導くより高次の存在とコンタクトしたんだよね😭。
結末は少し違うけどそんな博士そのままの映画です。SFと言うより今風に言うとスピリチュアルな映画かと。こんな世の中で空前のスピリチュアルプームだし、今再映画化するとよいかもね。
お猿さん動物園での大暴れエピソードは大爆笑。いらないシーンかと。ラストはあそこまで遡らず、単細胞くらいまでの遡りに留めておいて、その単細胞がアイソレーションタンクに可愛く漂ってるみたいなのも無常感あって良いと思う。

最近青山にアイソレーションタンクを備えた高級リラクゼーションスペースできたみたいなので、そのうち青山あたりで猿人が目撃されるはず…😁
Kin

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