鳩摩羅什

ベイビー・ドライバーの鳩摩羅什のレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
4.0
予備知識なしで観た。
タイトルから「赤ん坊を運ぶ話かな」なんてとぼけたことを思って見始めたら、冒頭から目が覚めた。
車の運転がめっぽう上手い童顔の男。いつもイヤホンで音楽を聴いているが読唇術でもできるのか、人の話は聴いている。寡黙だが、内面で渦巻く感情は彼の生い立ちから来ている。この主人公のキャラクターだけで勝ったようなものだが、さらにケヴィン・スペイシーとジェイミー・フォックスが脇を固める。(ジェイミー・フォックスはやっぱりクレイジーな悪役がよく似合う)
主演のアンセル・エルゴートは身長193㎝とのことで、それゆえ童顔に不釣り合いなほどスタイルが良い。
本作は1978年公開の『ザ ・ドライバー』のオマージュとのこと。監督のエドガー・ライトを私は知らなかったが、本作では脚本も書いている。俳優をやったり声優をやったりと多彩な人らしい。今後注目しよう。
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