このレビューはネタバレを含みます
小技がきいてる映画
・序盤、見てる側が面倒に感じそうな逃走経路の説明をあえて飛ばし、それを「主人公は読唇術が使えて記憶力抜群の有能」というキャラの説明に使うのは無駄がなくてめちゃくちゃ上手い
・ボスが「上の世界がお前を待ってる」と言って去ったあと、主人公がボスがボタンを押したエレベータに乗らず、自分で階段を登るのを選んだのは、主人公の内心を表していてこれも上手かった
・終盤の勢いも良かった。ボスが急に主人公に味方し始めたのだけ謎だった
・最後主人公が逃げ切ったら微妙だったけど、相応の報いを受けた上でのハッピーエンドだったので、納得できてよかった
予定調和な終わり方した分、あまり感動はしなかった。やばいエネルギーに欠ける感じが惜しかった。