くるぶし

ベイビー・ドライバーのくるぶしのレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
3.5
あと一歩盛り上がらずでおしい〜。
皮肉なことにオープニング5分がピークで、そのあとテンションが一度も上がらずだったのでカーチェイス版「ラ・ラ・ランド」の触れ込みは嘘じゃなかったという気分。
重要な役割を果たしている音楽の使い方は言わずもがなだし、ベイビーのキャラクターはすごくチャーミングで魅力的だし(というかアンセルくんがひたすらかわいい)、華麗なドライビングテクニックや作り込まれたカーチェイスシーンもよかったんだけど…なぜだろう…

↓ということで、ここからネタバレ↓





上映時間が113分なのでこれ以上話を膨らませることができなかったのか、編集で切られてしまったのかわかりませんが、ケビン・スペイシーが演じている組織のボスは、あの設定で本当にあってますか? ベイビーに対してデボラの命を奪うぐらいの脅迫をしといて急にふたりを守り始めるところが違和感アリアリでした。ベイビーにカセットテープの返却を拒否する理由もよくわからないのですが、誰か教えてください。しかも警察の生き残りのくだりがあまりにアッサリしすぎて、ぽかーんですよ。上映時間を少々伸ばしてもいいからもう少し膨らませて欲しかった。。。
ということで、終盤の急な早回し感に緊張がほどけてしまったのがもったいなさすぎ。
くるぶし

くるぶし