パルパティーン

ベイビー・ドライバーのパルパティーンのレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
4.2
数年ぶりにベイビー・ドライバーを見直した。やはりこの映画は最高に面白い。冒頭からドンパチかまして警察とのチェイスがあり心を掴まれる。音楽もノリノリで見ているこっちも気分が上がる。

犯罪者の逃し屋として活躍するベイビー。こんな運転スキルがあるのは羨ましいなと思ってしまう。人を喜ばすことに使ったらとジョーが言っていて、ほんとその通りだと思ったし、案の定ピザ屋さんのドライバーを始める。お客さんにもう来たのと言われていてそれなりにぶっ放したんだろうと思った。

こんな一途に思ってくれる彼女はいないだろうと見ながら思っていた。犯罪者であってもだ。心が癒されるしほんとリリージェームズが美しい。

バディのあの執着さと曲のフレーズからその場の状況を意味する言い回しがほんとうまい。この映画の楽しめる要素の1つであるかなと感じている。あとバディがカッコよすぎる。イケおじすぎる。

ドクの優しさには心打たれる。少しは厳しく脅すところもあるが、最後の優しさにはジーンときた。ショットガンを構えながら逃げろと言ってくれるあたり息子のように思っているのかなと思った。ドクの甥っ子も最高である。最後の白黒から色がついていく演出にはおーってなったし印象に残っている。

時間もちょうどいいぐらいだし気分も上がるので、気分を盛り上げたいなと思う方にはおすすめの映画!


2022年54本目