レディ・バードもストーリーオブ〜も好きだからバービーも期待してたけど思ってたのと違った。
オープニングがハイライト。
マーゴットロビーは完璧に美しい。
人間界にいる時の異質感は衣装のせいじゃなくて完璧すぎて浮いて見えるんだなと思った。
色んな要素を詰め込みすぎて全部が中途半端にふわっとなんかいい感じに解決したよねと見せかけて根本的に何も解決してないのでは?と言うカオスっぷり。
バービーが自我を持ち始めて人間界に行って色んな女性たちに出会って女はこうあるべき!と言う呪縛から解き放たれるとか、ケンは男は女の付属物じゃなくていいんだ!て気付くくらいで良かったんじゃないかな。
ケンの暴走もまともな男が誰一人として出てこないのももはや笑える。
男を下げて描いて女を上げて見せてる感じが好きじゃない。
女は〜だから大変!て主張しておいて男にはゴットファーザー語らせとけおけ!とか自作クソダサソング歌わせておけ!みたいなディスりがすごい。
自分は自分。自分らしく生きよう!みたいなメッセージは分かるけど、いや自分らしく生きられる世界じゃないからしんどいんじゃん、、
上辺だけのキラキラしか描かない作品はもうお腹いっぱいなんだよ〜
あの親子も何で仲良くなったのか謎。
そもそも娘が何で母親を毛嫌いしてたのかも分からないし。
マテル社の重役たちの存在も謎〜
お前ら何がしたいんだ。
馬鹿っぽいおじさんが描きたかったのかなあ。
ラストの婦人科のくだりがほんとに意味わかんないんだけど
人形のままなのか検診するのか、形成手術するのか、女性は定期的に検診行こうねってこと??
映画見ながらぼんやりと私はバービーでもリカちゃんでもなくジェニーちゃん派だったなと思うなど。