TOMMY

バービーのTOMMYのレビュー・感想・評価

バービー(2023年製作の映画)
3.3
『バービーは何者にでもなれる。』

世界中で愛され続けるアメリカのファッションドール「バービー」を、マーゴット・ロビー&ライアン・ゴズリングの共演で実写映画化。さまざまなバービーたちが暮らす完璧な世界「バービーランド」から人間の世界にやってきたひとりのバービーが、世界の真実に直面しながらも大切なことは何かを見つけていく姿を描く。

ピンクに彩られた夢のような世界「バービーランド」。そこに暮らす住民は、皆が「バービー」であり、皆が「ケン」と呼ばれている。そんなバービーランドで、オシャレ好きなバービーは、ピュアなボーイフレンドのケンとともに、完璧でハッピーな毎日を過ごしていた。ところがある日、彼女の身体に異変が起こる。困った彼女は世界の秘密を知る変わり者のバービーに導かれ、ケンとともに人間の世界へと旅に出る。しかしロサンゼルスにたどり着いたバービーとケンは人間たちから好奇の目を向けられ、思わぬトラブルに見舞われてしまう。

とにかくマーゴット・ロビー演じるバービーが綺麗で可愛くて。それだけでも見る価値はある。ライアン・ゴズリングの肉体美も素晴らしい。バービーに関してはトイストーリーに出てくるバービーの知識しかないくらいに知りません。初っ端のバービーランドに度肝抜かれて、このまま進むのはきついなぁ〜と思っていた矢先、バービーに変化がおきる!
現実世界へ行ってからが本番だと思ったけど、意外とそこまで何も起こらず直ぐに帰ってきちゃうんだって感じ。

とにかくバービーという人形や世界観を通してあらゆる社会問題やジェンダー、人間としての生き方を問う作品。色々と考えさせられる。『ただのケン』は泣いた。お前はオマケじゃない、ケンだよ!!

日本人だとバービーともう1つ、リカちゃん人形ってのがあるのよね。私はウルトラマンとか仮面ライダーだったけど。女の子はどっちを通ったかで作品への想いも変わるだろうなぁ。でも、人形を通して、その人形に自分を重ねるってのは凄くわかるし納得。だからこそ、普通のバービーが売れるんだろうなぁ。今の時代。

原爆問題とかもあったらしいけど映画に罪はなし。スーサイド・スクワッド見たくなった〜!
TOMMY

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