このレビューはネタバレを含みます
バービーで泣くとは思わなかった
どうしても説教臭い話がつらつらと並ぶところはスマートにできないのかなあというのは分かる
それでも女性を応援するはずのバービーの存在が逆に女性は何者かでいなければならないというプレッシャーになってたり、自分のために男社会を作ったはずのケンが息苦しくなっていたり、自分の性別から生き方を考えようとすると生きづらいのは男女ともに変わらないんだなと思った
ラスト「人間でいるのに許可はいらない」というセリフがあったが、人間になろうとするバービーだけでなく、人間でいるのにいまいち人間として生きてる実感がしない自分に対する励ましのように感じた