鹿

バービーの鹿のネタバレレビュー・内容・結末

バービー(2023年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

あんまりピンとこない。
バービー人形の誕生って、劇的に人類(女性)の進化を進ませるモノリス的な位置づけだったんだ~。その辺は、へぇ~と思いながら見ていた。今や、女性にとって、憧れとか、夢みることも、なんだか赦されない時代になっちゃって、そんなに現実に向き合わせなくてもよくない?って思うほどだ。どこかに夢の国がある(ありません)、いつか王子様がわたしを迎えに来てくれる(くれません)という、厳しい現実をつかの間照らすおとぎ話を、そもそもあんたらが与えたんだろ!と突っ込みたくなるくらい本家本元が一斉にひっくり返しにかかってくる。少しくらい、そういうジャンルを残してくれてもいいのではないだろうか。
それにしても、マーゴット・ロビーはホントにすごい。彼女がバービーとして存在してくれているおかげで、この作品の世界が成り立っている。開脚してるケイト・マッキノンも「小鬼」みたいでキュート!トイ・ストーリーの子どもに乱暴に扱われたオモチャたちのホラー味とはまた違う。ライアン・ゴズリングも可愛かったけど、個人的にはチャニング・テイタムのケンが見たかったなぁ~。
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