このレビューはネタバレを含みます
高次元な鑑賞体験だった…
すごい実験的な物語だと思いました、
皮肉笑いめちゃ面白だった。
最後のバービー、会社面接でも行くのかなというテンションで婦人科の受診に来た、という落としどころがすごい。
女性の社会進出に着地するかと思わせてのそれなんですね〜。
冒頭の2001年宇宙の旅のオマージュシーンから一貫して女性の持つ子育てへの興味で話を締めるところがナイスでした。
産みたいかどうかという話ではなく、女性の身体が本来持つ性質として婦人科へ行くという行動が、バービーを人間たらしめるということなのでしょうか。
一つの魂が人間らしくなるお話、として見ておりました。素晴らしい。