このレビューはネタバレを含みます
字幕版で鑑賞
モヤる部分がないことはないけど、コメディ寄りなシーンが多くて楽しかった。
ライアン・ゴズリングがサングラスを二重に2本かける所と
「ミニ冷蔵庫には缶ビールが6本しか入らない」で
劇場が笑いに包まれていた
他の面白かったシーン
バービーがDREAMLANDがKENDOMLANDになってしまったショックで心も体勢も後ろ向きになってしまう場面。
その後すっぴん?で「今の私はキレイじゃないもの！」と泣き顔を見せるシーンで「マーゴット・ロビーが言うと説得力がない」というメタなナレーション。
現在の女性の置かれてる立場への違和感の言語化によって、男社会の洗脳が解けるシーンがよかった。
言語化の効果は鑑賞する側のREAL WORLDにおいても同じだし、この映画を見ることで私自身の洗脳も少なからず解けたような気がする,
フォトショやスポーツや投資を教えるマンスプレイニング描写は現実にもあるやつだったしそれを逆手に取ってケンたちを手玉に取っているのは痛快だった。
ゴッドファーザーの映画自体も勧めてくる男性のムーブも好きではなかったので、バービー内での扱い少し嬉しくなった。
男社会からの洗脳から覚めた一人が「ザック・スナイダー版のジャスティス・リーグを見ているようだった」と言ってた。未見で意味合いがわからなかったのでJL見てみようと思った。
面白かった邦訳
I AM K ENOUGHTとプリントされたパーカー
→ もう十分だケン
バービーのDon't fight each otherらしきセリフ
→ケンとケンでケンカしないで
