フェミニズム啓蒙の教科書のような側面と、映画としてのスペクタクルな楽しさを一度に味わうことができる一石二鳥な作品。
グレタandノアにここまで笑わせられるとは思わなかったし、デュア・リパがこんなに出番が少ないとも思わなかった...
敢えてそう演出していると思うが、現実世界でもバービーの世界でも男女の描き方がステレオタイプすぎて嫌悪感を抱くと共に、「でも実際、現実ってこうだよね」をサラっと見せるところにゾッとする。
一つ良かったシーンとしてウィル・フェレル演じる社長が追い詰められた時に「クソアマ！」と叫ぶところを挙げておく。自分への戒めも込めてこのセリフは覚えておこう。
