最初はノーマークだったけど予告をみて観る気になった。そうこうしてる間に例の炎上騒動はなんだかなあ。
ファンタジー・ブラックコメディとでも言えばよいのかな。ライトな悪ふざけ感も、バービーランドと人間界(リアル・ワールド)の対比も、深く考えずに観れば笑える部分もそこそこあったな。
えーい、ここからは箇条書き!
・当日、偶然にもあのビルケンのサンダルを履いて観ていたわたし、微妙な気分に!!笑
・元は別の人にオファーしていたが合わずにプロデューサー自ら演じることになったというマーゴット・ロビーが適役すぎて。好き
・様々なケンのひとり、ケンvsケンでバトルもダンスもキモかっこよかったケンはなんと『シャン・チー』のシム・リウ!!いいぞ!最高!!
・でも唐突ミュージカルシーン、嫌いじゃないけどちょっと飽きちゃった。。
・そういえば自分も小さいころはバービーを通ってる。バービーとジェニーの二刀流で、リカちゃんは通らず。絵は描かなかったけど髪はロングからボブにカットしたよ
・男女平等、男らしさ、女らしさ…。自我を持ったバービーが最後にリアル・ワールドで訪れた場所の意味は。
ちょっと「母」「女」としてのステレオタイプというか、???ってなった。あのバービーが一歩を踏み出したということでよいけど。
・ケンダムランドで男女逆転、ケンにビールを差し出してる洗脳バービーが「何も考えなくて楽かも!」ってこぼしてたけど、それもわかる。
「女性活躍推進」とか「女性のリーダーを!」と掲げても、皆がリーダーになってバリバリ働きたいと思ってるかというと、それも危険。
これは男女関わらずなので、色んなバービー&ケンがいるのに、どちらにも染まらないアランみたいな存在がもっといてもいいね。
とはいえ、人間界とバービーランドを人間も行き来できちゃうファンタジー感は嫌いじゃない。
なにより、自分は自分。自分らしく生きたいね。(らしくってなんだ?という自分探しはまた別の話)