このレビューはネタバレを含みます
フェミニズムの映画だった
映画を見る前からバービーは女性に仕事を持たせた人形だって言ってたけど、完璧なルックスが毒な美のスタンダードを作り上げたっていう意見よく聞くからその観点は?と思ってたんだけど、バービーが作られた本来の理由と社会でどう見られたかの亀裂に関してしっかり触れてた
だから主役が典型的な白人バービーだけど、映画自体が多様性豊かで納得できた。
ケンが現実世界に行って、男と馬が社会を支配してるって感激してんの面白すぎた
男尊女卑を皮肉効かせて表すの良い
現実世界に行ったバービーとケンの周囲の人からの扱われ方の違いと、二人の感じ方の違いがすべてを物語ってる
ケンにとったらバービーワールドでの彼らの境遇は、現実世界の女性だから、結局最後不公平に終わったのは少し違和感
アメリカではよく触れられる話題だし、日本に比べたら男尊女卑のリテラシーも高いから、この映画を日本人の観客はどう見るのかが気になるんだけど、ざっと見た感じささらない人もいるみたいで少し悲しい。日本では話されないことがたくさん出てくるから男女関係なく見てほしい。
ガールズパワー!!