バービーのkotのネタバレレビュー・内容・結末

予告ではバカバカしい幼稚な映画かと思ったけど、実際に観た印象としては、「82年生まれ、キム・ジヨン」のように女性の生き辛さを描いた作品に感じた。
最終的には、女性の理想を具現化したような外見のバービーは、自我に目覚め、理想の世界ではなく、苦悩がありつつも生きている実感を得られる現実世界で生きることを選択する。
マーゴット・ロビーが終始美しい。
しかしケン役は、もう少し若い男性が適役ではないかと思った。ライアン・ゴズリングは好きだけども。
この映画での男性陣は、全てコミカルに描かれていて、もうヒーローはいらない、といったメッセージにも読めた。
あと、「長年微妙な関係の」カップルは、一緒に観に行くと気まずくなるかもしれない。