じょい

バービーのじょいのレビュー・感想・評価

バービー(2023年製作の映画)
3.5
フェミニズムは女性と女性のためのものではなく、女性と男性が対立するものでもない。バービーとケンと、アランと全員のもの。

本来なら権利と自由が100%与えられているのが私たちだけど、映画館を出た先の人間ワールドはまだまだで、この映画の皮肉が夜風に乗って効いてくる。

同性同士を対立させて、こちら側が絆を深めるところとか今の世の中そのままやん、って。(悲しい)

女性のエンパワーメント映画に収まっていなかったところがさすがだったし、風の時代の新しさがあった。

とにもかくにも画の強さがあった。
滑り台の滑らかさ、どういう仕掛けだろう!
じょい

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