フェミニズムは女性と女性のためのものではなく、女性と男性が対立するものでもない。バービーとケンと、アランと全員のもの。
本来なら権利と自由が100%与えられているのが私たちだけど、映画館を出た先の人間ワールドはまだまだで、この映画の皮肉が夜風に乗って効いてくる。
同性同士を対立させて、こちら側が絆を深めるところとか今の世の中そのままやん、って。(悲しい)
女性のエンパワーメント映画に収まっていなかったところがさすがだったし、風の時代の新しさがあった。
とにもかくにも画の強さがあった。
滑り台の滑らかさ、どういう仕掛けだろう!