「最近じゃあ、女性の方が有利ですからね…(ヒソヒソ)もちろんバレないように男性中心社会は継続してます(笑)」
が痛快だった。
女性が有利?そんなの脚光を浴びる世界のプロパガンダとして、ほんのひと握り存在するよね、って話。意思決定機関の座席を男性がしてめている限りは、9割型の女性は不当な社会的地位に甘んじている。サラッと「バックラッシュ」まで描いているのは嬉しかった。
とはいえ全面的にこの作品のメッセージに共感できるかと言うと、あまりに受け取り方が規定されていて、道徳か倫理の時間の教材か?という気もする。
あと、とりあえずケン役はライアン・ゴズリングじゃないだろう…と個人的には思う。
別にミュージカルじゃなくていいし…
マーゴット・ロビーに釣り合うくらいドール感を出せるバチバチに黄金比の顔面偏差値が優勝してる男の子を起用して欲しかった。バービーたちが現世に来た異質感を最大値にすることを優先して欲しかったなあ…