宣伝の原爆どうのこうのは多分宣伝部の無配慮な奴がやったことやろうし、そんなやつは監督とマーゴットロビーにバチくそキレられたやろうからどうでもいいのです。
ハイバービー！！この夏、いや、ひょっとしたら今年一番楽しみにしていた映画。割と説教くさい映画だろうなと思ってたら確かに説教くさかった。でもそんなことはどうでもいい。この映画のメッセージこそ、全人類(特に日本にだと思う、ことが恥ずかしいけど)に正しく確実に伝えないといけないことなので、このような形で大ヒットしてくれて良かった。高校生にはジェンダーの授業とかで観て、いろいろ話し合うきっかけになって欲しいな。
途中のアメリカフェレーラの演説に泣いてしまった。ああ、やっぱりそうなんやなぁって。あと、ケンがものすごく話の推進力を持ったキャラクターなので、かつ、とってもキュートでユニークなキャラなので、ライアン・ゴズリングでええんかと思ったけれど、流石素晴らしい演技でした。泣きじゃくるケンがたまらなく愛おしかった。
ケンらしく生きれる世界になればいいね。
あとはケイトマッケノン師匠のコミカルなキャラクターも、笑顔が全く憎たらしくない爽やかすぎるシムリウも、クソ野郎ともなんとも言えないファニーなウィルフェレルも最高でした。
ですが、やはりマーゴットロビーが最高でしたね。演技上手いし、ハーレイクインの時もそうだけど、彼女の笑顔って本当に人の緊張とか心をほどけさせるなんとも言えない魅力があるね。大好きです。
おばあちゃんとベンチで話す時の表情は感動した。最高。
最後にサンダルを履いて歩く姿も、とっても大好きです。
なんせ、俳優最高、音楽最高、ギャグ最高。観ない理由の一つもない映画。確かにいびつな作りだけれど、楽しく、そして恥ずかしい気持ちになれたので観て大大満足でした。
