バービーの有能猫のネタバレレビュー・内容・結末

伝えたい思いはわかるんだけどそれバービーでする必要性あったのかな…っていう気持ちがデカい。

以下ネタバレ含む単なる物語として観た感想
物語の中盤でケンが女社会のバービーランドを男社会のケンダムに変えたあたりでケンに感情移入しすぎて泣いた。今まで女社会で生きてきて、【自分はバービーじゃないから、女じゃないから】って理由で色々辛い困難にぶち当たった過去もあったんだろうなと思うと手段はどうであれ、ようやくケンに陽の光が当たる日が来てよかったなぁという感情になってしまった。だからバービーランドに戻すぞ！って終盤の展開にはあまりノレなかったし、バービーに対して(物語序盤の身体の変化はお前の始めた物語じゃないにしてもケンダム以降の話の流れはお前が始めた物語やろがい！！どちらかといえば加害者側の癖になんでそんな被害者面できるん？)になって物語終盤はバービーへあまり感情移入できなくなっていた。バービーランドにもケンが活躍できる舞台を用意して性別関係なく活躍できる社会をつくりましょうと言ってたけど、でも国名は"バービー"ランドやしな？って感情が渦巻いてた。なんか、なんかなぁ〜…。