のほほん系のおバカファンタジーかと思いきや、痛烈なジェンダー風刺の効いたとんでもない社会派作品だった。
流石グレタ・ガーウィグ監督という感じだが、日本のフェミニスト女性監督(今のところ特に思い浮かばないけど)が、リカちゃん人形でこういう映画撮るなんてことはまずあり得ないし、そもそも“専業主婦”ってそんなにダメな生き方なの…?とか考えてしまい、女としてはむしろプレッシャー感じてちょっと引いた。
だから日本人は遅れてるとか言われてしまうのでしょうか。どうもすみませんね…。
とは言え所々かなりクレイジーで、沢山の「ケン」達によるEXILEみたいな歌とダンスには男子のアホさが凝縮されていたw