このレビューはネタバレを含みます
小さい頃バービで遊んだことはないけど
存在は知っていたし割と好きではある。
でも王道のバービーしか知らなかったから
あんなに種類があって
いろんな人種のバービーがいることも
ケンも同様に種類があることも
全然知らなかったな〜
可愛くてピンクでポップな
バービーランドは
バービーの世界そのもので
可愛かったけれど
そんな世界による女社会や
その後ケンが人間の世界で
刺激を受けたことによって
作られたkendomという男社会から
現代に今だに残る男女の格差とか
そこからくる
女は男はこうであるべき、
こうでなきゃいけないみたいな
そういう考え方にとらわれてしまっていたり
それら理想を押し付けられてしまうような
この社会による生きづらさとか屈辱さが
現代でも根強く残る様々な課題に
訴えかけるようなメッセージ性が
思いの外あって
その課題に可愛らしいバービーの
ポップな世界と
上手く絡めて融合させられていて
どちらか一方に偏ることなく
自分らしくいることの大切さとか
メッセージが分かるように
考えさせられるような部分があって
バービーの世界を楽しむだけでない
前を向けるような作品に
なっていたと感じました。
バービーことバーバラの
新たな旅立ちにも幸あれ。
