このレビューはネタバレを含みます
そもそもバービー人形じたいに全く触れてないから小ネタがわからないはしょうがない。
それをひっくるめて見てもつまらないと言うか嵌まらないと言うか…。
バービーワールドの概念と言うか思想がネットでみる拗らせた人の発言と同じ感じ。
おもちゃと言うファンシーな世界観の中に中途半端なフェミニズム思想がぶち込まれるがユーモアがない為ただ冷める。
ケンがリアルワールドから帰ってきて男尊社会を築こうとするがそれも浅い価値観。
そこが笑いかもしれないがやっぱり冷める。
バービーワールドを非現実な世界として描いてるのにリアルワールドも何故か会社の中は茶番劇を展開するのがわからない。
面白くもないから救いが無い。
この映画で良かった点を挙げるとすれば
1.冒頭の2001年宇宙の旅のパロディ
やってる事はフェミ思想の塊ではあるけど。
2.ライアン・ゴズリングの脇を固めるメンツがシム・リウとキングズリー・ベン=アディル。
MCU好きとしてはシャン・チーとグラビスが馬鹿やってると思うとジワジワくる。
3.メインキャストのエンドクレジット終盤にAQUAの曲がかかる。
「タイトルなんだっけ?」とプレイリスト漁ったら「バービーガール」。曲名のバービーってこのバービーだったのか…と20年以上たって初めて知った…。
これくらい。