レオン

バービーのレオンのレビュー・感想・評価

バービー(2023年製作の映画)
3.3
見逃し話題作 (★平均3.8 UNEXTポイント課金)
まず冒頭、あの傑作SF作品のパロディーに、私は大ウケして大声で笑ってしまう♪ うん、つかみは◎♪ 全く期待してなかったが、面白いじゃないか! (まあ私なら放り投げたベビー人形をバービーに変化させているが♪)
そしてリアルバービーランドの設定に、フムフムなるほど・・。

で、ダンスシーンが・・。 ?知らない曲だ・・。 バービー人形が売れ出した60年代後半~80年代は、音楽シーン黄金期で、世界規模の超ヒット曲がごまんと誕生してるのに、なぜ誰でも知ってて一緒にのれる曲を使わない?

そして人間界への遠足が始まり、リアル社会とのギャップにまだ興味が追いついているが、徐々に稚拙感が気になり出す・・。
普通に移動しているだけで、二つの世界を行き来出来るのにも、なんか特別な入り口設定はないんかい?

今度は戻って、男女の人権問題を絡めてくるあたりに、え~~またポリコレ? 取って付けたようなジェンダー要素に全く感心も出来ず・笑えなく、徐々に冷めていく・・・。
テーマは大人向けでも、バービー軍VSケン軍など子供向け作品の様な展開に、しらけ温度も上昇・・。

私にとってはオープンニングがピークで、中盤以降下がり放しでエンディング。 ★も序盤は3.7だったが、そこからずっと下り坂・・。

バービー人形を実際に所有していた方は、トリビアが多数あってもっと楽しめたのかも。 もしバービーでなく、アイアンマン・ガンダム・ゴジラ・エヴァンゲリオン等のフィギュアの物語なら、男性も楽しめた?

まあ個性的独創性は認めるも、もっと大人も楽しめるエッセンスを多く加味してほしかった・・のが本音です♪

PS
現在、米アカデミーは、二つ以上のマイノリティ要素を作品に含まないと、アカデミー作品賞の対象としない! とのまるで左派政党の様な規約を設定している。 (右派・保守派の役者でリチャード・ドレイファスらは、「吐き気がする・・」と非難している) 本作も黒人バービーでワン要素、あとジェンダー問題を盛り込んだ事で2つ以上にして、これで作品賞ノミネートにも対応・・との制作側の卑しい魂胆が伺える・。
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