【キュートなおもちゃの世界観が最高！！！】
バービーランドではたくさんのバービーと仲間たちが暮らしていた。主人公である定番のバービーはある日死を考えたり、足にセルライトができたりする異変が起こる。そんなのはあり得ないが、どうやら人間界が原因らしい。そんなの嫌！取り戻せ、バービーランドでの平和な日々を！って話。
ガッツリフェミニズムの映画だった！軽いコメディと思っていたから驚き。人形達のストレートな思考や行動が現実のジェンダー問題をバサバサ切り込んでいってる感じ。それにバービーランドはバービーを中心としてるから女尊男卑の風潮がある。女性の方が強い。けど、現実世界では明らかに逆でそれが滑稽に見えて仕方がなかった。
あと、とにかく世界観がかわいい。おもちゃの世界をそのまま実写化しており、プラスティック製だからどこか安っぽいんだけどめちゃくちゃかわいい。アメリカの女児になった気分。プライベートガン無視の家も、実際に食べてない朝食シーンも、ハンコの様に毎日を過ごすの、カクカクとした動きも、「人形のバービー！」って感じがとても楽しめた。
それに定番バービーで主人公であるマーゴット・ロビーがかわいすぎる…！白襟で黒のワンピースにポニーテールがマジでかわいい。このバービー欲しい…！まさに夢の世界。童心に帰れる。
正直ラストはよく分からなかった。
炎上騒動がなければもっと楽しめたんだろうなぁ。
