ようやく観ることが出来た。
字幕で台詞が追えなかった部分もあり、吹き替えでもう一度観直した。
観たいなぁって思っていた間に、自分の中で想像が膨らんでいたので、思っていたのと違う方向（世界線）でストーリーが展開していって、「おぉ！！意外な展開面白い！！」となった。
笑いの中にしっかりメッセージが込められていて、自分の中にしっくり落ちてくる部分と、「そこまでかなー、ここはちょっとわからないなー（でも、私が気づけていない、知らぬうちに思い込まされているのかも）」なんて考えながら観ていた。
世の中から求められる女性像、男性像みたいなものに囚われた苦しさ、これは男女関係なくあるよねって。特に自分と同世代、や自分より上の世代を見ていると、そういう生きづらさに囚われている人が沢山いると感じるので。自分も御多分に洩れず。
マンスプレイニングな男性（ケン）を哀れに思う気持ちと同時に自分ももしかしたらこういうとこある？！みたいな気持ちにもなった。
今からの子達はきっと自分の世代とは違う価値観の中で生きていけるんだろうなー、羨ましいなぁと思う。（自分ら世代にもいる化石な価値観に若者たち冷笑みたいになってて欲しいなと願う）意識的に自分の意識を変えていかないといけないテーマ、ビンビンの映画だった。（ここは予想通り）
性差別云々より、自分は自分であることを大切に生きたいし、周りの人に対して、その人がその人であること受け止めたり、知ろうとしたり、そういうことを大切にしていきたいと感じた。
あと、ばあちゃんのこと（ばあちゃんの人生）について、思いをめぐらせてしまった。
