バービーのTONGのネタバレレビュー・内容・結末

炎上したりイスラム圏で上映が禁止になったり話題の多いヒット作なので気になっていて、5歳の娘が観たいというので一緒に観てみた。

役割に当てはめられることで自分らしくいることが難しくなる問題。うむうむ。女性社会というかバービー社会であるバービーの世界と、男性社会である現実の地球という逆転しているふうな世界を行ったり来たりすることで気付かせるストーリー。

カラフルな世界観と歌とダンスは子供も楽しめるし、母と娘のストーリーも組み込まれているので話しながら楽しめた。しかし、たまに下品な大人のジョークがあるので要注意です。ふふふ。

開始から１時間13分あたりの自暴自棄になったバービーに対して、アメリカ・フェレーラが女でいることがいかに大変かを一気に羅列するシーンは痛快でもあり真実すぎて涙が出た！最高！

Photoshopの使い方が分からないとバカなフリをしたり、ゴッドファーザーの解説を頼んで男に取り入ろうとするムーブはかなり笑えるけど実際は笑えない。そこが素晴らしい。男の自作の歌を浜辺で４時間聴き続けるシーンは吐き気がするけど笑える。
面白い映画でした。