難解だった！フェミニズム映画だけど、マスキュリズム(男性差別)映画でもある気がした。
バービー界では女が全ての役職で主人公！
資格がなくても、バービーは何にでもなれる世界。
一方、ケン(男)は常に「バービーのボーイフレンド」
ガールズナイトには入れてもらえない、家に泊まらせて(ヤラせて)もくれない(泣)
なんか、アナと雪の女王の「クリストフ」みたいな存在
アナ雪ってあくまで姉妹が主人公で、クリストフってアナの曖昧な彼氏っていうおまけなんだよね。
というか、最近の主人公が女の子のディズニー映画って男はみんなオマケ的ポジなんよなぁ
ディズニーを皮肉ってるのかなと思った笑
リアル世界で男社会を知ったケンが、バービー世界を乗っ取って、「今こそ男らしさを示すときだ！」とロッキーのスタイルになり、男性優位社会ケンダム(ケン+キングダム)を作ってしまう。
アメリカフェミニズムの男女逆転版みたいにしたかったのかな？
そこでリアル世界にも影響が出てしまい、鬱バービー(病みバービー)が大ヒットしたのに笑った😂
恋愛ドラマを7周してウツにひたるバービー。
友達のSNSを見て落ち込んでベッドから動かないバービー
ヨレヨレ部屋着バービー
大人にはウケそうだけど😂
それから、元のバービー界を取り戻すために、女達ら男が好きそうな女を演じて油断させ、男同士で戦わせ自滅させようとする
ここで、描かれる男があるあるがまたおもしろくて
・かっこいい車でモテたい
・好きなコンテンツを解説したい
・スポーツを教えてあげてモテたい
・Photoshopの使い方を教えて褒められたい
・筋肉最高
・ギターの弾き語りでモテたい
特に解説大好き(マンスプレイニング)の部分に笑ってしまった
私は昔からゲーム実況動画を投稿しているのですが、コメントに長文でゲームの解説して来る方がとても多くて😆
ちなみに若手社員時代の接待飲み会でも、ヨットレースとか戦国武将とかの解説を興味津々で聞いてあげると、男性はご機嫌になったなぁ。
そういう男あるあるって、なんかかわいいと思うんですけどね。
女同士だと片方だけ話してると、何で相手は話さないんだろうと不安になるし。
結局男同士で戦争を始め、ノルマンディー上陸作戦のパロになるところが、ブラックジョークすぎた
喧嘩した後に友情が生まれるところも笑
女は喧嘩したら絶縁だからなぁ。
その後のケンの涙の本音
「本当は仕切るのって疲れるんだ」
「君と暮らしたかった」
かわいい😊
男の方が女よりよっぽど純粋な存在なんじゃないか？
バービーが、ケンはバービーの彼氏じゃなくてもいいんだよ。ケンは誰？っていう言葉がよかった。
彼女がいなくても、独身でも、決してケン(男)の価値が決まるわけではないよ。
自分は自分だって素敵だと思う
まだ日本ではなかなか浸透してない価値観。
ラストシーンの婦人科に関しては、色々解釈があるようだけど、婦人科健診したのかな？って思った。
