このレビューはネタバレを含みます
昨年のミーム騒ぎで観るのを躊躇してきたけれど、アカデミー賞をとっていたので鑑賞。ミュージカルは苦手だけど、内容がおもしろかった。自分が親になったら子どもにみせたい!そんな映画。
バービーが主役の世界だと、女性(バービー)が社会的地位を築いている。それに寄り添って生活をするのが男性(ケン)。
そのケンが人間界に行ったことで、男性が力を持つ社会を築くことができると悟り、その世界を作ろうとする。
映画では、男性が社会的地位を手に入れた世界のバービーは"洗脳されている"という表現になっている。従う方は楽なのだ。そして、自分の役回りに疑問を持たずに生活していることがいかに恐ろしいかが伺える。男性女性どちらが上に立とうとしても、個々が自分の行いに責任と誇りを持つべきなのだと感じた。